日本歴史地名大系 「外本御嶽」の解説 外本御嶽ふかんとうおん 沖縄県:八重山諸島石垣市宮良村外本御嶽[現在地名]石垣市宮良宮良(みやら)集落の南部に位置する。御嶽の後方部分は森となっている。フカントゥという。集落内にあるためナカヌオン(中の御嶽)・ムラナカヌオン(村内の御嶽)ともいう。「琉球国由来記」によると神名は神ノ根、イベ名は照月キンナフ。由来は仲嵩(なかたき)御嶽に同じ。乾隆三六年(一七七一)の明和大津波で宮良(めーら)村は大被害を受け、集落は仲嵩御嶽近くの漢田(かんだ)という所に移転、当御嶽もその東の宮嶺という所に遷祀した(大波之時各村之形行書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by