日本歴史地名大系 「仲嵩御嶽」の解説 仲嵩御嶽なかたきおん 沖縄県:八重山諸島石垣市宮良村仲嵩御嶽[現在地名]石垣市宮良宮良(みやら)集落の北北西約八〇〇メートルの畑地に位置し、御嶽全体が大きな森となっている。集落後方台地上に位置することからウイヌオン(上の御嶽)ともいう。「琉球国由来記」によると神名は宮ヤ鳥ヤ山(宮鳥御嶽)、イベ名は照月ケンナフ。御嶽創建の由来は宮良(めーら)村・白保(しいさぶ)村創建にまつわるものである。同書によると、昔西カワラ・東カワラという兄弟がいた。兄弟は水嵩、セツコマ、フタラマと住居を転々と移していたが、兄は宮良、弟は白保に居を定め暮すこととなった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by