外狩素心庵(読み)トガリ ソシンアン

20世紀日本人名事典 「外狩素心庵」の解説

外狩 素心庵
トガリ ソシンアン

大正・昭和期の美術評論家



生年
明治26(1893)年

没年
昭和19(1944)年4月21日

出生地
愛知県

本名
外狩 顕章

学歴〔年〕
曹洞宗大学卒,二松学舎〔大正2年〕卒

経歴
大正2年中外商業新報社入社、美術記者として活躍。13年学芸部長、昭和3年参事、18年嘱託。南画をよくし、公募展にも発表、古美術に詳しかった。また漢詩俳句にも親しみ、編著に「竹田」「観音五十首」「崋山先生百年展若干記」「童品二十品」「続相軒庵美術集成図録」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「外狩素心庵」の解説

外狩素心庵 とがり-そしんあん

1893-1944 大正-昭和時代前期の美術評論家。
明治26年生まれ。大正2年中外商業新報社にはいり美術記者となる。学芸部長,参事を歴任。古美術にくわしく,書道,文人画をよくした。昭和19年4月22日死去。52歳。愛知県出身。二松学舎卒。本名は顕章。編著に「竹田」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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