外目(読み)ソトメ

デジタル大辞泉 「外目」の意味・読み・例文・類語

そと‐め【外目】

外側寄り。「外目の球を狙う」
他人が見たときの感じ。「外目が気になる」

ほか‐め【外目】

よそに目を移すこと。よそみ。
「―せず見聞くけしきどもを見て」〈大鏡・時平〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外目」の意味・読み・例文・類語

ほか‐め【外目】

  1. 〘 名詞 〙 ほかに目を移すこと。わきめ。また、傍から見ること。おかめ
    1. [初出の実例]「ほかめしつれば、忘るるに、にくげなるは罪や得らんとおぼゆ」(出典:能因本枕(10C終)三九)

そと‐め【外目】

  1. 〘 名詞 〙 当事者以外の人の見る目。直接にはかかわらない、離れた立場から見た感じ。そとみ。ほかめ。よそめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android