外護(読み)げご

精選版 日本国語大辞典 「外護」の意味・読み・例文・類語

げ‐ご【外護】

  1. 〘 名詞 〙 仏道修行の人に、修行に必要なものを供給して身心に安穏を与えること。また、その人。
    1. [初出の実例]「若(もしく)は一外護をも契て、閑居静処(げんごじゃうしょ)にして一身を助けて」(出典正法眼蔵随聞記(1235‐38)二)
    2. 「国王大臣は外護の知識として化法を守護し信敬して」(出典:梵舜本沙石集(1283)三)
    3. [その他の文献]〔三蔵法数‐七〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む