多井田村(読み)おいだむら

日本歴史地名大系 「多井田村」の解説

多井田村
おいだむら

[現在地名]滝野町多井田

上滝野かみたきの村の東、加古川中流東岸に位置する。慶長国絵図に「おゝい田」とみえる。江戸時代の領主変遷は正保二年(一六四五)より元禄一四年(一七〇一)まで河高こうたか村と同じ。その後幕府領を経て、宝永五年(一七〇八)大坂城代土岐頼殷領(「土岐頼殷知行目録」土岐家文書)、正徳二年(一七一二)駿河田中藩領(「三草山争論裁許絵図」藤田区有)、享保一四年(一七二九)上野館林藩領、天保七年(一八三六)遠江浜松藩領(嘉永年間「村明細帳」多井田区有文書)、弘化三年(一八四六)陸奥白河藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android