多明つ物(読み)ためつもの

精選版 日本国語大辞典 「多明つ物」の意味・読み・例文・類語

ため‐つ‐もの【多明物・多米都物】

  1. 〘 名詞 〙 古代にはおいしい飲食物すべてをさしたが、のちには特に、大嘗会(だいじょうえ)のとき臣下に賜わる酒食をさすようになった。
    1. [初出の実例]「悠紀に供奉る其国宰姓名等か進れる雑物、合若干荷、就中献物黒木御酒若干缶〈略〉多米都物雑菓子若干輿」(出典:貞観儀式(872)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む