多紀連山県立自然公園(読み)たきれんざんけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多紀連山県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

多紀連山県立自然公園
たきれんざんけんりつしぜんこうえん

兵庫県中東部,篠山盆地の北を東西に連なる山嶺と,その北の妙高山一帯を占める自然公園。丹波篠山市丹波市の 2市にまたがる。面積 93.50km2。1957年指定。1965年拡域。丹波篠山市の北部にある八ヶ尾山(678m),小金ヶ嶽(725m),三嶽(みたけ。793m),西ヶ嶽(727m)などは「多紀アルプス」と呼ばれ,小金ヶ嶽はケイ石からなる険しい岩場,三嶽は修験道場の山として有名。八ヶ尾山近くの筱見四十八滝の趣が変わった景勝地のほかシャクナゲの自生地がある。山麓には車塚などの古墳が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android