多良山系(読み)たらさんけい

日本歴史地名大系 「多良山系」の解説

多良山系
たらさんけい

佐賀県境にある山系で、多良火山地ともいう。西の大村湾、東の有明海に挟まれた山体で、東西約二四キロ・南北三四キロに及ぶ。多良岳(九八二・七メートル)に由来する名称で、最高峰の経(きよう)ヶ岳(一〇七五・五メートル)や鳥甲(とりかぶと)山(七六九・四メートル)・五家原(ごかはら)岳(一〇五七・三メートル)・仏の辻(ほとけのつじ)(九九一メートル)・遠目(とおめ)山(八四九メートル)・郡(こおり)岳(八二六メートル)などがおもな稜線を形成している。周辺に烏帽子(えぼし)岳(六九七メートル)・烽火(ほうか)山(五五四・三メートル)・武留路山(むるろやま)岳(三四一・四メートル)などの寄生火山がある。植物相も豊かで、国指定天然記念物の多良岳ツクシシャクナゲ群叢、県指定天然記念物の多良岳センダイソウ群落、五ヶ原岳ツクシシャクナゲ群落などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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