多賀層群(読み)たがそうぐん

最新 地学事典 「多賀層群」の解説

たがそうぐん
多賀層群

Taga Group

常磐炭田地域に分布する海成下部~上部中新統。主に泥岩及び砂岩よりなる,陸棚および陸棚斜面堆積物,海底谷堆積物及び海底地すべり堆積物の複合体である。このうち,陸棚および陸棚斜面堆積物は高久・城戸場(きどば)・十王川・櫛形・小浜の5層に区分される。海底谷堆積物はT1~T14の14ユニットが,海底地すべり堆積物は高戸・小貝ヶ浜の2ユニットが識別されている。福島県浜通り地方でかつて本層群に含められていた地層(広野層・富岡層・四倉層等)は,その後の年代層序の進展により仙台層群大年寺層に連続することが明らかになり,多賀層群から除外。槇山次郎(1920)命名,安藤寿男ほか(2011),柳沢幸夫ほか(2020)再定義。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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