夜語(読み)よがたり

精選版 日本国語大辞典 「夜語」の意味・読み・例文・類語

よ‐がたり【夜語】

  1. 〘 名詞 〙 夜に物語ること。また、そのはなし。よばなし。夜話(やわ)
    1. [初出の実例]「はかもなき夢をだに見で明かしては何をかのちのよかたりにせん」(出典:和泉式部日記(11C前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「夜語」の読み・字形・画数・意味

【夜語】やご

夜がたり。唐・盧綸〔晩に鄂州に次(やど)る〕詩 估客晝眠りて、浪の靜かなることを知り 舟人夜語りて、の生ずるを覺(さと)る

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