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鄂州 がくしゅう

百科事典マイペディアの解説

鄂州【がくしゅう】

中国,湖北省南東部の新興工業都市。長江南岸,武大鉄路(武漢〜大冶)沿線にあり,冶金・機械・造船化学肥料建築材料紡織・食品などの工業が盛ん。三国時代の呉王避暑宮,東坡赤壁などの名所旧跡がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鄂州
がくしゅう / オーチョウ

中国、湖北(こほく/フーペイ)省南東部の長江(ちょうこう/チャンチヤン)(揚子江(ようすこう/ヤンツーチヤン))南岸にある市。武大鉄道に沿う。人口102万2760(2000)。秦代に鄂県が置かれ、三国時代の呉(ご)のとき武昌(ぶしょう/ウーチャン)県と改称。1913年寿昌(じゅしょう)県、翌14年鄂城県、60年市となったが、61年県に復し、79年県の中心地区に市制が敷かれた。83年鄂城市と鄂城県をあわせて鄂州市となった。地下資源はとくに鉄が豊富で大冶鉄山の一部をなし、製鉄、セメント、造船、化学肥料などの工業が立地する。周辺は米、小麦、ワタ、菜種、サツマイモを産する農村で、梁子(りょうし)湖では魚類と蓮根(れんこん)を産する。[河野通博]

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世界大百科事典内の鄂州の言及

【武昌】より

…晋が汝南県を置き,南朝宋も汝南県を置いた。隋は江夏県とし,唐では武昌軍節度使の駐地となり,五代,宋には鄂(がく)州,元では武昌路,明・清では武昌府の治所となり,明の湖広省,清の湖北省の省都とされた。この地は長江中流の要衝で,水上交通の一中心でもあったので,古来から南北勢力必争の地となったが,ことに宋末1259年(開慶1),モンゴルのフビライはこの地を包囲し,一挙に宋を滅ぼそうとした鄂州の役は有名である。…

※「鄂州」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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