夜鍋・夜業(読み)よなべ

精選版 日本国語大辞典 「夜鍋・夜業」の意味・読み・例文・類語

よ‐なべ【夜鍋・夜業】

〘名〙
夜間仕事をすること。また、その仕事。やぎょう。よなび。よな。《季・秋》
※再昌草‐享祿元年(1528)一二月二四日「鋳物師が十二月のはてのいるかひは夜なべにしても猶はてぬ哉」
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「着物なども手まめに洗濯でも致て夜(ヨ)なべに継で置けば」
② 夜の性交房事
歌舞伎・上総綿小紋単地(1865)序幕「番に当ると一晩嚊の夜業(ヨナベ)は休みぢゃ」

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