夢通路(読み)ゆめのかよいじ

精選版 日本国語大辞典 「夢通路」の意味・読み・例文・類語

ゆめ‐の‐かよいじ‥かよひぢ【夢通路】

  1. [ 1 ]ゆめじ(夢路)
    1. [初出の実例]「住の江の岸による浪よるさへやゆめのかよひぢ人目よぐらん〈藤原敏行〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋二・五五九)
  2. [ 2 ] 南北朝時代末期頃の擬古物語。六巻六冊。作者・成立年未詳。阿闍梨が夢の中で主人公に託された巻物を読むという体裁で進行する恋物語。若き日の一条権大納言は藤壺更衣の姫君と京極大納言の間の三の君に思慕を寄せるが、三の君は入内して梅壺女御となり、三の御子(実は権大納言の子)を産む。やがて権大納言は死に、阿闍梨は三の御子に巻物を渡す。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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