大山祇神社(読み)おおやまずみじんじゃ

  • おおやまつみじんじゃ〔おほやまつみ〕
  • おおやまづみじんじゃ
  • おおやまづみじんじゃ おほやまづみ‥
  • 大山祇(おおやまづみ)神社

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

愛媛県今治市大三島にある神社。社号は三島神宮。元国幣大社。大山積大神一座をまつる。古来水軍守護神としての信仰があつく,社宝に武器,武具類が多いのはこれらの信仰を物語っている。なお全国の国宝,重要文化財指定の刀剣甲冑の約7割を所蔵する。例祭4月 22日。

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百科事典マイペディアの解説

愛媛県越智郡大三島町(現・今治市)に鎮座。旧国幣大社。大山祇神をまつる。瀬戸内海の要衝に海陸守護を兼ねてまつられたもので,航海神であるとともに鉱山の神としてもあがめられる。延喜式内の名神大社とされ,伊予国の一宮。例祭は旧4月22日。本殿,拝殿のほか,黒漆太刀,神像などの重要文化財があり,禽獣葡萄鏡は国宝。
→関連項目大三島[町]瀬戸内海国立公園

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デジタル大辞泉プラスの解説

愛媛県今治市、瀬戸内海の大三島にある神社。延喜式内社。祭神は大山積神(おおやまつみのかみ)。伊予国一之宮。全国の大山祇神社、三島神社の総本社。三島水軍を率いた河野氏崇敬を受けたことから海上守護でも知られ、日本総鎮守の号を持つ。本殿などは国の重要文化財、境内を囲むクスノキ群は国の天然記念物に指定。平安時代の紺絲威(国宝)をはじめとする多数の文化財を所有する。

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世界大百科事典 第2版の解説

瀬戸内海中央の大三島(愛媛県越智郡大三島町)に鎮座。大三島宮ともいう。大山積神をまつる。旧国幣大社。大山積神は《古事記》《日本書紀》では山の神とされているが,またの名を和多志(わたし)大神と称し百済から渡来したとの伝えもある(《伊予国風土記》逸文)。越智(おち)地方の旧族越智氏から出て伊予の国主となり,海上にも発展した河野氏の祭祀をうけたため海上守護神の性格も強い。766年(天平神護2)神階従四位下を授けられ神戸(かんべ)5戸をあてられ,875年(貞観17)正二位に累進

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精選版 日本国語大辞典の解説

愛媛県今治市大三島町宮浦にある神社。伊予国一の宮。祭神は大山祇神。水軍の守護神として信仰を集めた。鎧、太刀などの国宝を蔵する。三島大明神。大三島神社。大三島さん。

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世界大百科事典内の大山祇神社の言及

【大三島】より

…愛媛県北部,今治市の北方約15kmにあり,大山祇(おおやまづみ)神社の鎮座する島として有名。越智(おち)郡大三島町と上浦町からなり,面積約65km2で芸予諸島中第1位,瀬戸内海でも4番目の島である。…

※「大山祇神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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