大上﨟(読み)オオジョウロウ

デジタル大辞泉 「大上﨟」の意味・読み・例文・類語

おお‐じょうろう〔おほジヤウラフ〕【大上×﨟】

宮中に仕えた上席女房摂関家出身の女性が任じられた。後には、幕府大名御殿女中の上位者にもいった。→小上﨟こじょうろう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大上﨟」の意味・読み・例文・類語

おお‐じょうろうおほジャウラフ【大上臈】

  1. 〘 名詞 〙 禁中に仕える上席の女房。摂関家出身の婦人に任ずるのを例とする。また、幕府の御殿女中にもいう。⇔小上臈。〔海人藻芥(1420)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android