精選版 日本国語大辞典 「大主典・大目」の意味・読み・例文・類語
おおき‐さかん おほきサクヮン【大主典・大目】
〘名〙
① 令制の第四等官である主典(さかん)のうちで上位のもの。官司によって大史(神祇官)、大録(省)、大属(職・寮)、大疏(弾正台)、大典・大令史(大宰府)、大目(国)などの字をあてる。おおいそうかん。おおいさかん。おおきふみひと。
② (大目) 令制における地方官の一つ。大・上・中・下国のうち大国の第四等の官。従八位上相当。定員一人。おおきふみひと。
※続日本紀‐和銅七年(714)閏二月戊午「大目従八位上山口忌寸兄人。各進二位階一」
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