デジタル大辞泉 「大典」の意味・読み・例文・類語
たい‐てん【大典】
2 重要な法典。大法。「不磨の
3 律令制で、大宰府の
[類語]栄典・祝典・祝儀・祭典・祭礼・祭儀・大祭・大儀・大礼・典礼・盛儀・儀式・式典
江戸中期の臨済宗の学僧。諱(いみな)は顕常。字は梅荘(ばいそう)。蕉中,東湖などと号する。近江(滋賀県)の人。11歳のとき,相国寺慈雲庵の独峰慈秀の侍者となる。かたわら,宇野明霞(めいか)らについて儒学,詩文を学んだ。1745年(延享2)独峰の法を継ぎ,慈雲庵の住持となったが,やがて隠棲の志を起こし,洛北洛東の寺庵に閑居すること13年,この間,学問と著述に専念した。72年(安永1)慈雲庵に帰り,79年61歳で相国寺113世となる。翌80年五山碩学に推され,また朝鮮修文職に就任して国交文書を管掌した。88年(天明8)相国寺が全焼すると,その再建に奔走した。著書は儒仏に関する解説書や詩文集など多数にのぼる。
執筆者:藤岡 大拙
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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