敏達(読み)びんたつ

精選版 日本国語大辞典 「敏達」の意味・読み・例文・類語

びん‐たつ【敏達】

〘名〙 (形動) かしこくて、物事に通じていること。また、そのさま。
※日葡辞書(1603‐04)「Bintat(ビンタツ)
※春鑑抄(1629)仁「『(びん)』とは〈略〉はやき心ぞ。仁者はものが利根にして、敏達なぞ」 〔漢書‐京房伝〕

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普及版 字通 「敏達」の読み・字形・画数・意味

【敏達】びんたつ

さとく、ことの道理に明るい。〔戚元魯墓誌銘〕元魯、(わか)きときより大志り。、好んで當世の事を論ず。

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