大倉電気(読み)おおくらでんき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大倉電気」の意味・わかりやすい解説

大倉電気
おおくらでんき

伝送装置・工業計器メーカー。 1933年電気計算器・電気測定器の研究製作を目的に大倉電気研究所として創設。 36年株式会社となる。 43年現社名に変更。 NTT関連企業向けの伝送装置を主力製品としているが,半導体関連の工業計器などは一般向けにも販路を拡大しつつある。近年はテレメータ,混成 ICなど有望な商品を開発している。売上構成比は,伝送装置 35%,工業計器 35%,テレメータ 26%,その他4%。年間売上高 130億 3000万円 (連結。うち輸出1%) ,資本金 40億 6100万円,従業員数 645名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android