大倭物代主神社(読み)おおやまとものしろぬしじんじや

日本歴史地名大系 「大倭物代主神社」の解説

大倭物代主神社
おおやまとものしろぬしじんじや

[現在地名]山崎町下牧谷 宮ノ谷

揖保いぽ川の支流伊沢いさわ川の右岸に鎮座する。祭神は建御名方神・大物主神・事代主神・大名貴神・菅原道真・奥津比古命・奥津比売命。旧郷社。「延喜式」神名帳にみえる宍粟郡七座のうちの「大倭物代主オホヤマトノモノシロヌシノ神社」は当社に比定される。江戸時代には諸守もろす大明神とよばれた(天和二年「本殿造立棟札」社蔵)宝暦明和(一七五一―七二)の郷中古事録(織金家文書)に、延享四年(一七四七)のこととして「大明神領下々畑二反・観音領下々畑一反・金蔵寺屋敷一畝十歩」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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