最新 地学事典 「大冶層」の解説
ダーイエそう
大冶層
Daye Formation
中国南部揚子区の貴州中部・四川南東部・湖北西部および東南区の湖南-江西地域・南嶺地域に分布する海成三畳系下~中部統下部。ペルム系最上部統の長興(チヤンシン)層ないし大隆(ダーロン)層を整合で覆い,三畳系中部統上部の法郎(フアラン)層・把東(バドン)層などに整合に覆われる。地域により多少の層相の違いがあるが,全般的に下部は泥岩・泥質石灰岩・石灰岩,上部は石灰岩・苦灰岩からなる。最大層厚約1,300m。下部からアンモナイトOphiceras demissum, 二枚貝化石Claraia wangiなど,上部からC.concentricaなどを産する。Griesbachian~Anisianに対比。
執筆者:八尾 昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

