大分合同新聞(読み)おおいたごうどうしんぶん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大分合同新聞」の意味・わかりやすい解説

大分合同新聞
おおいたごうどうしんぶん

大分県の代表的日刊新聞。朝夕刊セット発行。大分県内の発行部数では全国紙やほかの地方紙を大きく引き離している。1886年(明治19)創刊の『豊州(ほうしゅう)新報』と1989年創刊の『大分新聞』が、太平洋戦争中の新聞統合政策により合併して大分合同新聞社となり、1942年(昭和17)4月3日『大分合同新聞』に題号を変更、現在に至っている。1951年(昭和26)4月に『夕刊大分』を併合し、5月1日から戦後全国最初の朝夕刊完全セット発行を始めた。「郷土大分県の興隆に寄与せんとする」ことを社是に「平和、民主主義言論の自由、真実の追及、地方紙の使命遂行、国民県民、地域への信頼、愛」を編集綱領に掲げている。発行部数は朝・夕刊各約22万5000部(2010)。

[高須正郎・伊藤高史]

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デジタル大辞泉プラス 「大分合同新聞」の解説

大分合同新聞

有限会社大分合同新聞社が販売する新聞。主な販売地域は大分県。朝刊、夕刊を発行。1942年創刊。

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