大古根村(読み)だいごねむら

日本歴史地名大系 「大古根村」の解説

大古根村
だいごねむら

[現在地名]阿久比町植大うえだい

阿久比川の西岸にあり、対岸はぎ村・横松よこまつ村、南はうえ村に続き、西は丘陵となる。「寛文覚書」によれば、概高六一六石余、田地二七町六畝余、畑地一五町九反八畝余、戸数六四、人口三六九。将軍上洛・朝鮮使節通行の時東海道鳴海なるみ宿などへ人馬を出すとある。「徇行記」によれば「小百姓ハカリニテ貧村」で、農閑期には黒鍬稼に出る者が一〇―二〇人ほどある。瓦師一人は信州方面に出る。阿久比川沿いの大坪田面おおつぼとうもは平坦であるが、排水が悪いのでしばしば被害を受ける。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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