大君の風(読み)おおきみのかぜ

精選版 日本国語大辞典 「大君の風」の意味・読み・例文・類語

おおきみ【大君】 の 風(かぜ)

  1. ( 楚の襄王が、涼しい風は庶人と共にその快さを享受できると言ったのに対し、宋玉が、風には大王雄風と庶人の雌風とがあると答えたという、宋玉「風賦」の故事から ) 大君の徳をたたえるような、快い風。
    1. [初出の実例]「あふぎけるわが大君の風なればたれも涼しき宮のうち哉〈公朝〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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