雄風(読み)ユウフウ

デジタル大辞泉 「雄風」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ふう【雄風】

勢いよく吹く気持ちのよい風。
「碧鬣の鬅鬠として―を衝くは」〈服部誠一・東京新繁昌記
力強く雄々しいようす。
風速毎秒10.8~13.8メートルの、風力階級6の風。

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精選版 日本国語大辞典 「雄風」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ふう【雄風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 勢いよく心地よい風。人の体を健康にするすがすがしい風。
    1. [初出の実例]「夏則緩意披襟、対太王之雄風」(出典三教指帰(797頃)下)
    2. [その他の文献]〔宋玉‐風賦〕
  3. 勇ましく雄々しい様子。雄壮風采(ふうさい)。〔広益熟字典(1874)〕 〔柳宗元‐同劉二十八院長述旧言懐感時書事詩〕
  4. 風力階級の一つ。樹の大枝が動き、傘を用いるのに困る程度の風で、風速一〇・八~一三・八メートル。

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