デジタル大辞泉プラス 「大和スイカ」の解説 大和スイカ 奈良県産のスイカの銘柄。大正時代に奈良県農業試験場が本格的な栽培研究を行い、在来種の「権次」とアメリカからの輸入種「アイスクリーム」などの自然交雑種「大和」から「大和2号~4号」を育成、さらに研究開発を進めた。これらの奈良県産のスイカ品種は「大和スイカ」と呼ばれ、以後品種改良が進む近代的スイカ品種の基礎となった。その後奈良県では販売用のスイカの栽培は衰退し、主に採種用の栽培が継続している。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報