大喝一声(読み)だいかついっせい

精選版 日本国語大辞典 「大喝一声」の意味・読み・例文・類語

だいかつ‐いっせい【大喝一声】

〘名〙 大きな声で一声、どなったり、叱ったりすること。
※雑俳・柳多留‐一五(1780)「大かつ一声たけのこを捨ててにげ」 〔水滸伝‐第六回〕

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四字熟語を知る辞典 「大喝一声」の解説

大喝一声

大きな声で一声、どなったり、叱ったりすること。

[使用例] 私はドアを開けるとともに、大喝一声「だれだっ! 何者だっ!」と怒鳴りました[石坂洋次郎青い山脈|1947]

[解説] 「喝」は本来禅宗で、迷い・考えの誤りなどを叱り、悟りを得させるために用いる励ましの語。

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