大国を治むるは小鮮を烹るがごとくす(読み)たいこくをおさむるはしょうせんをにるがごとくす

故事成語を知る辞典 の解説

大国を治むるは小鮮を烹るがごとくす

国の政治は、細かいことには干渉しないで、自然に任せる寛大なものである方がよい、という教え。

[使用例] 官吏の怠慢は一には「大国を治むるは小鮮を烹るが如し」〈略〉という東洋道徳からも来ている[長与善郎*遅過ぎた日記|1954]

[由来] 「老子―六〇」の一節から。「大国を治むるは小鮮を烹るがごとくす(大きな国を治めるには、小さな魚を煮る時のようにする)」とあります。小さな魚を煮る時には、むやみにかき回すと身が崩れてしまうので、そっと様子を見ている必要があります。政治とはそのようなものでよい、というのが、「老子」の主張です。

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