大圏(読み)タイケン

デジタル大辞泉 「大圏」の意味・読み・例文・類語

たい‐けん【大圏】

大きな輪形
地球表面の大円

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大圏」の意味・読み・例文・類語

たい‐けん【大圏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大きな輪形。
    1. [初出の実例]「一隻は高く虚空に翔りて、大圏を画し、林樾沼沢を下瞰するが如くなりき」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉血書)
  3. 特に、地球の中心を通る面と地表とが交わってできる円。大円。また、天球
    1. [初出の実例]「運行 恒星は大圏に(天の周囲をさして云)遍く列り」(出典:管蠡秘言(1777))

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