出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…起請文にとくにその例が多いが,願文などにもみられる。また,類似の方法に血書があるが,これは,血液を墨・朱にまぜたりして,それで花押を書いたり,文章そのものを書くものである。 血判は早い例では南北朝時代から知られ,たとえば1338年(延元3∥暦応1)の菊池武重起請文などにみられるが,一般には戦国時代とくに盛んになる。…
…中世ヨーロッパには,殺人者が近寄ると死体から再び血が流れるという迷信が広くあり,ハンセン病(癩病)の治療に人血が有効とする考えもドイツなどに根強く残っていた。日本の血書や血判も,血がその人を代表するとみる観念に裏づけられている。血が流れて草花や土を染めた,という類の伝説は世界各地にあり,たとえば南方熊楠《十二支考》の〈虎〉の項に詳しい。…
※「血書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...