大坂森山(読み)おおさかもりやま

日本歴史地名大系 「大坂森山」の解説

大坂森山
おおさかもりやま

大山町にある標高一七九二メートルの山。鍬崎くわさき山から南へ派出した山稜一角の大きな突起。その山懐から東坂森ひがしさかもり谷が激しく落ち、東酒盛ひがしさかもり滝となって和田わだ川に注ぐ。山名のサカモリについては酒宴にまつわる伝説があって、あるいは戦国時代の有峰ありみね落武者に結び付き、あるいは江戸時代末期の有峰道工事完成の話に結び付いている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 酒盛 用字 和田

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む