大城戸長兵衛(読み)おおきど ちょうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大城戸長兵衛」の解説

大城戸長兵衛 おおきど-ちょうべえ

1813-1873 幕末国学者
文化10年生まれ。梁川星巌(やながわ-せいがん)らにまなぶ。嘉永(かえい)年間長崎に遊学し,海防の必要性をとなえる。文久3年天誅(てんちゅう)組に軍資金をおくり,翌年には金沢藩に降伏した水戸天狗(てんぐ)党の武田耕雲斎赦免のために活動した。明治6年12月4日死去。61歳。加賀(石川県)出身。名は宗篤,のち宗尊。号は耕巌斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android