大場沢村(読み)おおばざわむら

日本歴史地名大系 「大場沢村」の解説

大場沢村
おおばざわむら

[現在地名]朝日村大場沢

三面みおもて川左岸の丘陵端に位置し、北は新保しんぼ村、北西十川そがわ村に接する。戦国期には鮎川氏が当地に拠った。永正六年(一五〇九)九月一一日の耕雲寺領納所方田帳(耕雲寺文書)に「大葉沢矢部彦七 四百地 「皆不作」大葉沢ノ打越 役百廿文 鋳物師屋殿之分」などとみえる。天文二二年(一五五三)一一月二七日付の某知行宛行状写(秋田藩家蔵文書)によれば「大葉沢ニ内泉七百地」などが益田掃部助に替地として宛行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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