大夫の判官(読み)タイフノホウガン

デジタル大辞泉 「大夫の判官」の意味・読み・例文・類語

たいふ‐の‐ほうがん〔‐ハウグワン〕【大夫の判官】

検非違使庁けびいしちょうじょう六位相当)で五位に任ぜられた者。大夫の尉。五位の尉。

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精選版 日本国語大辞典 「大夫の判官」の意味・読み・例文・類語

たいふ【大夫】 の 判官(ほうがん)

  1. 検非違使庁(けびいしのちょう)の尉(三等官、六位相当)で、五位に叙せられた者。大夫の尉。五位の尉。大夫判官。
    1. [初出の実例]「大夫のはうぐゎん赤松光範が津の国のかためありける時」(出典:吉野拾遺(14C後)下)

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