すべて 

大宮若松神社古墳(読み)おおみやわかまつじんじやこふん

日本歴史地名大系 「大宮若松神社古墳」の解説

大宮若松神社古墳
おおみやわかまつじんじやこふん

[現在地名]草津市南山田

大宮若松神社の本殿背後に立地。社殿造営により墳丘が大きく削平されているが、現況は直径四〇メートルを超える円墳状を呈し、墳丘の高さは残存部で四メートル前後を測る。墳丘西側には、さらに西方へ延びる微高地が認められることから、前方後円墳とする説もある。昭和五五年(一九八〇)から実施した分布調査で、墳丘近くから五世紀後半頃と推定される器台片が採集され、当古墳を同時期までさかのぼらせて考える見方もある。さらに当古墳が山田やまだ湊を押える地点に立地することから、被葬者の性格も注目される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む