大宰の権帥(読み)だざいのごんのそち

精選版 日本国語大辞典 「大宰の権帥」の意味・読み・例文・類語

だざい【大宰】 の 権帥(ごんのそち・ごんのそつ)

  1. 令外の官である権官(ごんかん)一つ正官である大宰帥(だざいのそち)に代わって政務を執る。納言以上の者あるいは前官を任じた。その臨時性格から左遷時に任ぜられることがあった。
    1. [初出の実例]「四品阿保親王為大宰権帥」(出典日本後紀‐弘仁元年(810)九月丙辰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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