大屋愷〓(読み)おおや よしあつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大屋愷〓」の解説

大屋愷〓(「合」に「攵づくり」) おおや-よしあつ

1839-1901 幕末-明治時代の洋学者,教育家。
天保(てんぽう)10年8月25日生まれ。加賀金沢藩士。安達幸之助,鹿田文平にまなぶ。慶応元年藩校壮猶(そうゆう)館の翻訳方となり,のち砲台築造方,鋳砲局承事。維新後金沢県文学教師となり,初等教育に力をそそいだ。明治34年6月死去。63歳。本姓は石沢。通称は武一郎。号は暁山,岸舟。著作に「万国名数記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android