大屋敦(読み)オオヤ アツシ

20世紀日本人名事典 「大屋敦」の解説

大屋 敦
オオヤ アツシ

昭和期の実業家 住友化学社長



生年
明治18(1885)年9月5日

没年
昭和45(1970)年8月18日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大工科大学電気工学科〔明治43年〕卒

経歴
逓信省電気局技師から住友総本店に入り、日本板硝子取締役、住友合資の経理部長、総務部長を経て住友化学専務となり、昭和16年社長。他に住友アルミニウム製練社長・会長、住友本社理事、軍需省顧問なども歴任した。戦後23年住友ベークライト会長、原子力産業会議副会長、日本発明振興協会会長、気象協会会長、科学技術庁顧問を兼ねた。著書に「産業人の原子力教室」「産業一路」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大屋敦」の解説

大屋敦 おおや-あつし

1885-1970 昭和時代経営者
明治18年9月5日生まれ。逓信省から大正7年住友総本店にはいる。昭和16年住友化学工業の社長となり,同社を総合化学メーカーにそだてあげた。戦後は住友ベークライト会長,原子力産業会議副会長などをつとめた。昭和45年8月18日死去。84歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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