日本歴史地名大系 「大岡新田」の解説 大岡新田おおおかしんでん 愛知県:幡豆郡一色町大岡新田[現在地名]一色町細川(ほそかわ) 大岡平坂(へいさか)湊(現西尾市)から南に延びる掘割悪水路と北浜(きたはま)川の合流する地点の南に開けた新田。宝暦六年(一七五六)の開発であるが詳細は不明。明和五年(一七六八)の災害により亡所となり、安永(一七七二―八一)に至り、伏見屋(ふしみや)新田(現碧南市)の藤次郎が修築したが、不毛地のまま放置された。文化四年(一八〇七)から同九年にかけて丹羽郡布袋野(ほての)村(現江南市)の村瀬甚右衛門がこれを再開発したが、満足な収穫は得られなかった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by