大島義清(読み)オオシマ ヨシキヨ

20世紀日本人名事典 「大島義清」の解説

大島 義清
オオシマ ヨシキヨ

大正・昭和期の応用化学者 東京帝大教授。



生年
明治15(1882)年9月7日

没年
昭和32(1957)年5月4日

出生地
兵庫県養父郡糸井村

旧姓(旧名)
黒沢

学歴〔年〕
東京帝大工科大学応用化学科〔明治40年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔大正8年〕

経歴
東大助教授を経て大正7年教授(応用化学)となり、後、同大燃料研究所第2代所長に就任。昭和2年度工業化学会会長も務めた。コークスの反応性、石炭液化工業の研究で知られ、ガス事業法の立法化に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大島義清」の解説

大島義清 おおしま-よしきよ

1882-1957 大正-昭和時代の応用化学者。
明治15年9月7日生まれ。大正8年東京帝大教授,13年同大燃料研究所所長。燃料問題にとりくみ,石炭液化やコークスの反応性を研究。高圧ガス取締法の制定などにつくした。工業化学会会長。昭和32年5月4日死去。74歳。兵庫県出身。東京帝大卒。旧姓は黒沢。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例