20世紀日本人名事典 「大嶺政寛」の解説 大嶺 政寛オオミネ セイカン 昭和期の洋画家 沖縄民芸協会会長。 生年明治43(1910)年2月10日 没年昭和62(1987)年12月20日 出生地沖縄県那覇市 学歴〔年〕沖縄師範卒 主な受賞名〔年〕地域文化功労賞(文部省)〔昭和61年〕 経歴青い海を背景に芭蕉やフクギの緑につつまれた赤瓦屋根の民家のある風景を好んで描く。沖縄戦で壊滅した文化遺産の収集と芸能振興をめざして、豊平沖縄タイムス最高顧問や染色家・城間栄喜さんらの発足した紅型伝統保存会にも尽力。その後、同会は伝統技術保存会へ発展し、会長の城間さんら4人が沖縄県指定無形文化財保持者となるまで復活した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大嶺政寛」の解説 大嶺政寛 おおみね-せいかん 1910-1987 昭和時代の洋画家。明治43年2月10日生まれ。沖縄第二中学などにつとめる。昭和8年春陽会展初入選以後,半世紀にわたって沖縄独特の赤瓦屋根の風景をえがきつづけ,「赤瓦屋根の政寛」とよばれた。沖縄民芸協会会長。昭和62年12月20日死去。77歳。沖縄県出身。沖縄師範卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by