日本歴史地名大系 「大座法師池」の解説 大座法師池だいざほうしいけ 長野県:長野市上ヶ屋村大座法師池[現在地名]長野市飯縄原善光(ぜんこう)寺の西北方、飯縄(いいづな)山の南麓にある灌漑用水の溜池、標高一〇〇〇メートルの高所にある。周囲一千二六五メートル。宝暦四年(一七五四)浅(あさ)川下流水掛りの上松(うえまつ)・檀田(まゆみだ)・上宇木(かみうき)・下宇木(しもうき)・押鐘(おしかね)・吉田(よしだ)・稲積(いなづみ)・山田(やまだ)・徳間(とくま)・東条(ひがしじよう)一〇ヵ村が上(あ)ヶ屋(や)村と約定し、水堤を築いて溜水して築成したものである(「宝暦四年飯縄原地元上ケ屋村より大座法師堤等約定取為替証文之写」長野県町村誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by