大当所村(読み)おおとうしよむら

日本歴史地名大系 「大当所村」の解説

大当所村
おおとうしよむら

[現在地名]豊岡村大当所

敷地しきじ川中流左岸に位置し、西方対岸は社山やしろやま村。元禄郷帳によると高一五四石余、国立史料館本元禄郷帳では幕府領。享保郷村高帳によると旗本の志都呂松平領、旧高旧領取調帳でも同家(五井と改名)領。庄屋は山下家の世襲。享保九年(一七二四)の家数一四・人数六八(旧山下家文書)。文政七年(一八二四)に庄屋と敷地村小作人との間に騒動があり、弘化三年(一八四六)には名主給の門割について村方騒動が起こった(同家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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