ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大抗議文」の意味・わかりやすい解説
大抗議文
だいこうぎぶん
Grand Remonstrance
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→大諫議書
…以後53年から59年までの中断期を除いて,60年までつづいたため,〈長期議会〉とよばれた。開会直後から長期議会は,国王の専制の責任を追及し,その再現を防止するための改革を満場一致で遂行したが,国王から軍事権と宗教権を奪取せんとした〈大抗議文〉の採択を契機に1641年末分裂し,内乱となった。内乱において議会は,軍事・行政・財政の機構を整え,革命派の中央機関として機能した。…
…穏健な改革派はここで国王支持に転じて,議会には分裂の兆候が現れた。国王の悪政を列挙して改革の推進を訴えた〈大抗議文〉が,わずか11票差で議会を通過したのが,その現れである。ところが国王は,42年初め5人の主要議員を逮捕しようとする暴挙に出て失敗し,ロンドンを離れてヨークに向かい,戦闘準備にとりかかった。…
※「大抗議文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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