大振袖(読み)オオフリソデ

デジタル大辞泉 「大振袖」の意味・読み・例文・類語

おお‐ふりそで〔おほ‐〕【大振袖】

着たときにたもとが裾と同じくらいの長さになるように仕立てた着物。若い女性が着る晴れ着

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精選版 日本国語大辞典 「大振袖」の意味・読み・例文・類語

おお‐ふりそでおほ‥【大振袖】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「おおぶりそで」とも ) 袖丈を長く仕立てた振り袖の着物。江戸中期以後二尺五寸(約九五センチメートル)以上。又、それを着た若い女性。
    1. [初出の実例]「嵯峨に四十一迄大振袖(フリソデ)の女あり」(出典浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)序)
  3. 三個のさいころでする賭博で、二個が六、一個が五と出ること。
    1. [初出の実例]「三粒賽の投長半に大ふり袖の名有り」(出典:洒落本・吉原楊枝(1788))

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