大新屋村(読み)おおにやむら

日本歴史地名大系 「大新屋村」の解説

大新屋村
おおにやむら

[現在地名]柏原町大新屋

東は挙田あぐた村と境を接し、中世山城があった高見城たかみじよう(四八五・二メートル)の北麓に集落が形成されている。中世新屋にや庄の遺称地。慶長三年(一五九八)織田信包(柏原藩)領となる。正保郷帳に村名がみえ田高四三四石余・畠高七一石余、柴山あり、日損・水損少し。柏原藩領。慶安三年(一六五〇)幕府領、天和元年(一六八一)旗本佐野領となり幕末に至る(上山家文書など)。元禄郷帳によると高五三二石余、同領(国立史料館本元禄郷帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 檀那寺 石見 煙草

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む