日本歴史地名大系 「大日山村」の解説 大日山村おおびやまむら 兵庫県:佐用郡上月町大日山村[現在地名]上月町大日山西新宿(にししんじゆく)村の北西、小日山(こびやま)村の南西に位置する。標高三〇〇メートル以上の山間地で大日山川の水源地帯。西は備前国和気(わけ)郡滝谷(たきだに)村(現岡山県吉永町)、北は美作国英田(あいだ)郡白水(しらみず)村(現同県作東町)。大日山と向坂(むこうざか)の二集落よりなる。慶長国絵図に大日山村とみえる。江戸時代の領主の変遷は上月村に同じ。正保郷帳では田方九〇石余・畠方四一石余。元禄郷帳では高一四五石余。天保郷帳では高一七二石余。年貢米などは久崎(くざき)村河岸へ道程二里四町、駄賃二匁で運び津出しした(延宝七年「津出し道法等書上」間嶋家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by