デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大村福吉」の解説 大村福吉 おおむらの-ふくよし ?-? 平安時代前期の医師。「続(しょく)日本後紀」によれば,武内宿禰(たけしうちのすくね)の支流で,瘡病(そうびょう)の治療にすぐれていたという。丹波の人。外従五位下,右近衛(うこんえ)の医師であった承和(じょうわ)2年(835)紀宿禰の氏姓をあたえられた。仁明(にんみょう)天皇の寵愛(ちょうあい)をうけ,勅命により「治瘡記」をあらわした。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by