大村秀雄(読み)オオムラ ヒデオ

20世紀日本人名事典 「大村秀雄」の解説

大村 秀雄
オオムラ ヒデオ

昭和期の水産学者 元・(財)日本捕鯨協会鯨類研究所所長。



生年
明治39(1906)年2月3日

没年
平成5(1993)年1月13日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学農学部水産科〔昭和4年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和26年〕

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞(昭52年度)「鯨類の資源生物学的研究」

経歴
農林省に入り、昭和13年国際捕鯨会議に出席以来、捕鯨問題に取り組む。同省退職後、25年日本捕鯨協会・鯨類研究所理事、29〜62年所長を務めた。クジラの研究では世界の先駆者的存在。著書に「鯨を追って」「鯨の生態」「第二鯨学事始」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大村秀雄」の解説

大村秀雄 おおむら-ひでお

1906-1993 昭和時代後期の水産学者。
明治39年2月3日生まれ。農林省水産局勤務,第二日新丸監督官をへて,昭和25年日本捕鯨協会鯨類研究所理事となり,29年所長。鯨類の資源生物学的研究で,52年西脇昌治とともに学士院賞。平成5年1月13日死去。86歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「鯨を追って」「鯨の生態」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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